アクア・セラピー

水は手軽なスーパー・フード

◆水は手軽なスーパー・フード

それでは、ラベルに書かれているミネラルについて、私たちのカラダの中での働きについて紹介していきます。1日に必要なミネラルの量は、厚生労働省(2015年版/日本人の食事摂取基準)から紹介していきます。

 

1)ナトリウム(Na):1日当の必要量7g未満(30~60代/日本人女性)

ナトリウムとは、ずばり「塩」から摂取されるミネラルです。そのほとんどは血液や細胞外液の中にあって、ヒトの細胞機能を正常に働かせる役割を持っています。良く知られているのは、血圧への影響です。でも、少なすぎるのも問題で、欠乏すると筋肉がケイレンを起こしたり、血圧が低下したりします。

 

2)カリウム(K):1日当の必要量2000~目標量2600mg(30~60代/日本人女性)

カリウムには、私たちのカラダの中の全ての細胞の中で体液バランスをとったり、細胞の働きをサポートする機能があります。多く取り過ぎても、少なすぎても、脱力やイライラなど色々な症状が出てきます。

 

3)カルシウム(Ca):1日当の目標量650mg(30~60代/日本人女性)

カルシウムは骨や歯の基になっているだけでなく、カラダの生理機能がうまく働くためのコントローラーのような働きをしています。カルシウムには神経を安定させる機能がありますが、これも取り過ぎには要注意です。

 

4)マグネシウム(Mg:1日当の目標量290mg(30~60代/日本人女性)

マグネシウムはカラダの中でタンパク質を作り、エネルギー代謝をスムーズにする働きをサポートしていることが分かっています。また血圧や体温、血糖値を調整する働きにも深くかかわっています。そのため、マグネシウムが不足すると、疲れやすくなったり集中力が落ちたりします。

 

先ほども書きましたが、注意してもらいたいのは一日に必要な量をきちんと理解しておくこと。人によっては、カリウムやマグネシウムの量に制限すべき方もありますので、気になる方は是非かかりつけ医にたずねてみて下さいね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 便秘を解消するには
  2. イタリアの水道水とミネラルウォーター
  3. 水道水かミネラルウォーターか!?
  4. 水を上手に使いこなす
  5. おいしい水の基準
  6. 外食をサポートしてくれる水
  7. ダイエットとミネラル水
  8. ダイエット中の水分補給はミネラルウォーターで